【結局雇われるという不自由】
後半はどううまく雇われるかを問う著書になっています。
雇われることが前提になると少し悲しいですが、転職を武器にする本ですから仕方がないです。
転職、起業に関わらず資質を確認することは重要です。
資質とは
「意識しなくてもできること」
資質を自分自身で見つけることは至難の業です。意識がない状態ですから、認識ができません。
先日、中二の娘が数学の宿題で教えてと聞いてきました。知ってる問題だったので教えることができましたが、それを見ていた妻が教え方上手やなと言ってくれました。
教え方については以前、別の人にも言われたことがあります。本人は全く意識がないので上手なのか下手なのかもわかりませんが、言われるということは資質があるということだと思います。
こういうことが資質だと思いますが、どこか良いのか本人にとっては不明なため、「上手」と言われても「??」と違和感しか残りません。
自分では見つけることができない得手って何かさみしいです。
人が言う言葉をよく意識しておかないと気づくことができません。
何の苦も無く人よりできることは、人それぞれ持っているのでしょうが言われることがほぼないので、気づくことがむずかしいのでしょう。
例え言われたとしても「え、そんなことないよ、普通だよ」と思ってしまいます。自分では意識せずにできることですから、大したことではないと思ってしまうのです。
無意識にできることが他の人よりもうまくできることってすばらしいことですが、本人が意識できないところが悲しいです。
子供はどんどん褒めるようにしようと思います。意識せずにできていることを意識させようと思います。
資質が認識できるようになればそれを活かした道(チャンス)をつかむことができるようになります。
- 感想投稿日 : 2019年7月9日
- 読了日 : 2019年7月9日
- 本棚登録日 : 2019年7月9日
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