メディアに関わってきた人のことばだなーと思いながら読みました。
新聞の読み比べは好きなのだけれど、最近はどの社説を読んでもイライラしてしまって(苦笑)、それぞれの主張を把握するところまでいかないことが増えました。
先日、捕鯨問題(小型鯨類含む)について、『ザ・コーヴ』を視聴したあとに和歌山県のHPに載っている見解を読む、という授業を行いました。捕鯨の国民として、両方の主張を目の当たりにし、そこから自分は何を考えるのかをまとめていったのですが、いや、大変。収拾つかないのなんの。
与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、必ず介在する発信者の意図を批判的に捉えながら、何が起こったかを考え、自分の立場を表明していく。こういう力って、いま本当に求められているんだな、と感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書・教養
- 感想投稿日 : 2011年11月12日
- 読了日 : 2011年11月12日
- 本棚登録日 : 2011年11月12日
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