ほぼ義務感で続編を読んでいるが、子供に読ませたいか、と問われると微妙な作品。女性が描く中学男子の心情。1巻目と異なりより複雑な感情が入り組んで描かれる。正直、自分が中学生だったときこんな感情は持たなかった。そう考えると1巻のときに感じた思いでなく、この作品の中の中学生は現実というよりフィクションとしてとらえた方がしっくりくる。作品の設定が特に中学生でなく、高校生でも大学生でも変な感じはしない。それを感じた瞬間から惰性で読んでいるような感覚があった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2011年5月16日
- 読了日 : 2011年5月16日
- 本棚登録日 : 2011年5月14日
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