信濃戦雲録第二部 覇者(下) (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社 (2007年3月1日発売)
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本棚登録 : 44
感想 : 4

2007/3/23購入。
2011/1/14~1/18

高天神城を落とした勝頼であったが、まんまと信長らの策にはまり甲斐の領国経営にも支障をきたし始める。一方の信長はたびたびピンチを迎えながらも奇跡的に切り抜けどんどん勢力を伸ばす。謙信亡きあとの処置を誤った勝頼は滅亡の道を歩み始める。
 これまで武田氏を中心とした時代物は読んでいなかったが、さまざまな視点から戦国時代を眺めると、人生を生き抜く上でどういう判断をするのが良いのか、ということに対する様々な示唆が得られるな。でもこうやって流れを見てみると、ほんとうに信長は綱渡りの綱の上を歩んでいたことが良くわかる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代・歴史
感想投稿日 : 2007年3月23日
読了日 : 2011年1月18日
本棚登録日 : 2007年3月23日

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