物語の初めは,描かれている情景が想像しにくく,なかなか前に進みませんでした。
私は,幻の宝石,炎の海が出てくるあたりから,俄然面白くなりました。
少し速足で読んでしまったのがもったいなかったですが,
なぜ,ヴェルナーがマリー=ロールが海の中へ入れた家の模型を,彼女と別れた後持ち出したのか,炎の海をどうしたのか,など謎の部分が残ったがゆえに,いつまでも読後の余韻が消えない物語でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年5月7日
- 読了日 : 2017年5月4日
- 本棚登録日 : 2016年10月23日
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