法律事務所の事務員として勤める椿花織には、猫のスコティを世話するのも仕事の内。ところが、このスコティは言葉をしゃべれるのだ。事務所にやってくる依頼人について話したり、スコティが作ったミステリーについてあれこれ話したりして、花織にとっては楽しい日々が過ぎていく。素敵な男性も現れる。しかし、そのうち事態はなんだか不穏な様相をきたしてきて…。最後に、どんでん返しがあって、なかなか企みのある小説で面白い。深木章子という作家は初めて読むが、他の作品も期待が持てるかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2020年11月1日
- 読了日 : 2020年11月1日
- 本棚登録日 : 2020年11月1日
みんなの感想をみる