女刑事が主人公で「スカーフェイス」という題が凄いよな。度胸もあるし、体術も銃の腕前も凄い。第2作を読んで、事件に夢中になって突っ走るところは凄いんだろうが、その細やかさのない性格や物語自体の進め具合が、ちょっと鼻についてきた。事件のきっかけになるAV撮影の話も救いがないし、主人公の律子の友人の景子が可哀そうだ。とばっちりばかりで、よく耐えているよなあ。最後の場面で、言及してやらないなんて、酷いねえ。律子の無神経さでもあるような感じがする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
警察小説
- 感想投稿日 : 2021年11月18日
- 読了日 : 2021年11月18日
- 本棚登録日 : 2021年11月18日
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