原田ひ香さんの小説は初めて読むが、うーむ、なかなか面白いじゃないかと感心した。豚肉の生姜焼きをめぐって、現代と過去を行き来する構成は、なかなか読ませる。ちょっと悲しいなというところもあるが、全体としてほんわかしていて、心温まる思いをする。何より出てくる料理がどれもおいしそうなこと。主人公は、実家が料理学校だけあって、料理の手間を大したことがないように言っているが、とんでもない、どの料理もこまごまと大変だよ。しかし、最後の方で簡単レシピを提案しているのは役に立ちそうだ。思わずコピーしちゃったよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
料理小説
- 感想投稿日 : 2021年6月28日
- 読了日 : 2021年6月28日
- 本棚登録日 : 2021年6月28日
みんなの感想をみる
コメント 2件
しずくさんのコメント
2021/06/29
goya626さんのコメント
2021/06/29