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以下、6作の短編
五度目の春のヒヨコ
綿菓子とネクタイ
カナリアは唄う
飾りより、灯りより
空に星はなく
握りたい手は
卒業時に内定が獲得できず、派遣社員として
働く雛子は派遣先であらぬ疑いをかけられ、
続くはずだった契約の終了を告げられた。
自分が守られることのない立場だと痛感して
悲しく悔しい思いを痛感する。
雛子は職を勝ち取り、自分自身を守るために、
切り捨てられない武器を身に付けようと
一念発起して社労士を目指し、必死に勉強して
社労士の資格を得、やまだ社労士事務所で
資格を武器に働き始める。
とは言っても、社労士としては全くの新人。
ヒヨコの雛子の奮闘の日々の物語。
社会で働いていくための参考になる法律や
制度が分かりやすく物語になっていて、
とても勉強になりました。
法律は知ってるか否かで、労働者視点でも
雇用側の視点でも、自分自身を守れるかどうか
変わってくるため、少しでも知れてよかったです。
ヒヨコと雛子の今後の成長を楽しみながら
期待してます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月11日
- 読了日 : 2022年6月10日
- 本棚登録日 : 2022年6月10日
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