ある二人の昔話がメインとなった物語。かつて少年だった二人とその友人が、行方不明の少女に会いに山を登る。途中、少しずつ得られた違和感に気になりながらも読み進めていたが、終盤になってその違和感がすべて噛み合い、できれば当たっていてほしくない予想が正解となってしまった。嬉しくはない結果に終わるが、そこまで読者の想像力を引っ張っていく書き方が非常におもしろい作品だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年8月20日
- 読了日 : 2013年8月20日
- 本棚登録日 : 2013年8月20日
みんなの感想をみる