タイトルは“数学者”だが、主人公は高校2年生の“数学生”だ。夏休みを利用して、数学に没頭するため伊那谷の学生村を訪れた彼が……なにをするんだろう(笑)? 派手な事件は起きず、主人公は自意識過剰のうえに空気が読めず時間にルーズなめんどくさいやつで、彼が右往左往しているうちに事件は勝手に解決していく。なんだこりゃあと途方に暮れた。巻末の著作リストの筆頭に挙げられているシリーズ名を見て検索すると、ジュブナイルのシリーズものの続編だと判明。まあ、読んでなくても特に困らなかったが。
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- 感想投稿日 : 2020年11月21日
- 読了日 : 2020年11月21日
- 本棚登録日 : 2020年11月21日
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