定年間近のサラリーマン・泰介と、認知性を患う彼の母・万津子。東京で開催される2回のオリンピックとバレーボールをキーワードに、子育てに苦労する万津子と、思うに任せない人生に苛立つ泰介の姿を交互に描く。2/3くらいまでひたすらつらい内容で、何度も読むのをやめようと思った。その先は逆に何もかもうまく行き過ぎてシラけた。だが物語は2020年初頭で終わり、ぼくらはその先に何が起きたか知っている。彼ら家族を待ち受ける未来は決して明るくない。
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- 感想投稿日 : 2021年2月11日
- 読了日 : 2021年2月11日
- 本棚登録日 : 2021年2月11日
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