華の碑文: 世阿弥元清 (中公文庫 A 97)

著者 :
  • 中央公論新社 (1977年8月10日発売)
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世阿弥(元清)の幼少期から亡くなるまでを弟の元仲の視点で語られた物語。単なるエンタメであった猿楽を能という芸術までに昇華させたサクセスストーリーであり、その中で政治に翻弄されたり、天才の葛藤があったり、BLがあったりとドラマチックな展開が、古めの淡々とした美しい日本語で描かれていた。大河などで映像化したらぜひ観てみたい。

この本の後、もちろん「風姿花伝」を手に取った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月19日
読了日 : 2024年3月17日
本棚登録日 : 2024年2月3日

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