四季 春 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年11月16日発売)
3.61
  • (310)
  • (466)
  • (752)
  • (65)
  • (16)
本棚登録 : 5216
感想 : 387
3

やはり多重人格ものは理解が難しい。主人格が他の人格の行動や思考を知っていることもあればない場合もあるというのは状況把握を一層難しくする。さらに、別人格なのか肉体を共有しない別の人なのかの判別もできないもんだから、もうなにがなんだか。

ただ、一応はこれまでのシリーズなどを完璧に把握していればおそらくわかるんだとは思う。でも無理だった(笑)

そしてこれはミステリーというよりは、まさに真賀田四季の物語。それまでのシリーズを理解するための前日譚みたいなものと考える方がよい気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年12月27日
読了日 : 2021年12月4日
本棚登録日 : 2021年12月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする