蜂飼さん&牧野さんコンビ絵本第2弾。前回はうきわだったから夏のお話、今回は冬。
「まっしろなてのひらで せかいをやさしくつつみこむ」雪。雪の日にだけ現れる道の先にある、ふわふわこらりの家。灰色の雲を連れたゆきぐも。だいじなおもちゃと引き換えに、熱を出した妹のために窓辺で雪を降らせてもらうぼく。今はいないお父さんがくれた大事な赤い車のおもちゃ。
うさぎのおうちが裕福すぎる気もしたけれど、雪の世界観が素晴らしく、絵もこれ以上想像が拡げることができないほど(笑)素敵。アングルがなんともいえません。
返ってこないおもちゃ、シビアさと父不在の寂しさを包み込むように、ゆきがふる。ゆきがふる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年1月13日
- 読了日 : 2014年1月13日
- 本棚登録日 : 2014年1月13日
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