ゆきがふる

著者 :
  • ブロンズ新社 (2013年10月12日発売)
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本棚登録 : 284
感想 : 39
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蜂飼さん&牧野さんコンビ絵本第2弾。前回はうきわだったから夏のお話、今回は冬。
「まっしろなてのひらで せかいをやさしくつつみこむ」雪。雪の日にだけ現れる道の先にある、ふわふわこらりの家。灰色の雲を連れたゆきぐも。だいじなおもちゃと引き換えに、熱を出した妹のために窓辺で雪を降らせてもらうぼく。今はいないお父さんがくれた大事な赤い車のおもちゃ。
うさぎのおうちが裕福すぎる気もしたけれど、雪の世界観が素晴らしく、絵もこれ以上想像が拡げることができないほど(笑)素敵。アングルがなんともいえません。
返ってこないおもちゃ、シビアさと父不在の寂しさを包み込むように、ゆきがふる。ゆきがふる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年1月13日
読了日 : 2014年1月13日
本棚登録日 : 2014年1月13日

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