異文化理解力 ― 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

  • 英治出版 (2015年8月22日発売)
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文化的背景の違う人々とコミュニケーションを取る際に理解しておくポイントが記載されている。例えば「日本人はハイコンテキスト、アメリカ人はローコンテキスト」など。人種ごとの一般的な解釈が、下記の軸で解説されてる。
 ・コミュニケーション(ハイコンテキスト、ローコンテキスト)
 ・評価(ネガティブフィードバックは直接か間接か)
 ・説得(原理か応用化か)
 ・リード(平等、階層)
 ・決断(合意志向、トップダウン)
 ・信頼(タスクベース、関係ベース)
 ・見解の相違(対立型、対立回避型)
 ・スケジューリング(直線的な時間、柔軟な時間)

この本は、人種の違いについて書かれているが、同じ人種(例えば日本人だけ)のチームでもその「性格の違い」にフォーカスすれば応用が可能。管理職となる人は一度は読んでみる価値がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 336 マネジメント
感想投稿日 : 2020年9月20日
読了日 : 2020年9月20日
本棚登録日 : 2020年5月16日

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