短編集。
硫黄島に死すだけ読破。他のも戦争の話らしいが、お国のための命と栄誉という教育で育ってきた軍人男子の思想が伝わる。
主人公の西は、海外の価値観にも触れたことのある
伊達男。儚さ、切なさを出さないように死地へ向かう情景が淡々と描かれている。
硫黄島に着いてからと言うよりも、硫黄島への任を得てからの人生の回想の方が厚い。
こういう小説に触れて、当時の雰囲気に触れられたので、戦時の歴史を読みたくなったらまた手に取ろうと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月10日
- 読了日 : 2021年4月10日
- 本棚登録日 : 2021年4月10日
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