千里眼 キネシクス・アイ 下 (角川文庫 ま 26-114)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月24日発売)
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本棚登録 : 320
感想 : 22
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ゲリラ豪雨の陰謀と人工的千里眼?キネシクスアイを携えて岬美由紀に立ちはだかるノン=クオリア。が大雑把なあらすじ。
ホッジ予想、フィギア、北備風・・・と伏線と回収がいっぱい。残されたのは両親の死の真相。これは次作へ持ち越しか。

疑問点が3つ。
なんでわざわざ岬美由紀一行をアジトに呼んだのか?邪魔される前に片づけておきたかったしその自信があったからなのか?もう少しで最後のミッション発動だったのだから放っておけばよかったのでは?
キネシクスアイは演技は見抜けないのか?まったく無作為の思考や数字すら読み取ったのに。
学生服切裂魔について。制服買い占めるか盗んだ方が早くないか?

と無粋なことを書いたが、伏線回収と蘊蓄とアクションシーンはいつもどおり。安定して楽しめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2009年11月8日
読了日 : 2009年11月8日
本棚登録日 : 2009年11月8日

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