あさきゆめみし 完全版7

著者 :
  • 講談社 (2017年2月23日発売)
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本棚登録 : 50
感想 : 5

この巻は、表紙にあるように女三の宮が中心。
美形の上や姫は、ほとんど見分けがつかないけれど、
この宮は目元に特徴があるので分かる。
不義のお相手の柏木も少しクセ毛なので見分けがつく。

二人の関係が三の宮を成長させた。
源氏もこうなって初めて愛おしく思い、
手放したくなくなった。勝手なものだ。

紫の上も一時は命が危なかったけれど、取り留めた。
正妻に子ができたのだから、以前ならとても動揺して
いただろうけど、そのような描写は出てこない。
出家もさせてもらえず、ある意味一番過酷な立場。

そして、六条の御息所。この方の想いは誰より強い。

さて、薫にはどんな将来が待っているのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヤングアダルト
感想投稿日 : 2018年3月27日
読了日 : 2018年3月27日
本棚登録日 : 2018年3月27日

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