第三者視点からの書きぶりで、前作は魅力的な主人公たちの勇躍が描かれていたけれど、今作は目立った主役が少ない。
人物重視でなく、物語重視にしたところ、少し読む人を選ぶ本になった気がする。
山の中から始まり、閉塞的な港町まで世界観は見事に書かれている。
怪しげな人物を書くのかとてもうまいと思うので、後半に出てくる鈴の音の怪人が、下巻でどう動くかが楽しみ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2019年3月12日
- 読了日 : 2019年3月12日
- 本棚登録日 : 2019年3月4日
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