ランガナタンの五法則を徹底精読するもの。アマゾンのレビューにもあるのだが、がんばれ図書館員! としか言いようがない感じもする。個人的には、図書館学の古典として、ノーデではなく、顔之推の家訓があげられていて、いったいどういうことだろうと古本屋にいくと偶然あって購入。だが、うーむ、図書館学の古典というより、普通にめちゃくちゃ面白そうな中国の古典なのだが、これがどうして取り上げられているのかわからなかった。
具体的に、ではこうしようという踏み込みではなく、あらためて図書館の意義を確認し、本棚は生きているんだというモットーは語られていても、そこからはうーんと進みづらい。図書館の歩む道の困難が、ランガナタンの法則の受け取り方にあらわれているように思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館学
- 感想投稿日 : 2012年11月24日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年11月24日
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