小学5年生って義務教育の中でいちばんモヤモヤした時期だったなぁと思う。
4年生だとまだまだ子ども!って感じたけど、6年生には大人だなぁ、あと一年でわたしも…と羨望の眼差しを向けていた。
今まで仲がよかった子との間に、うっすらとした上下関係や立ち位置が生まれたり、ちょっとした一言にイライラしたり、傷ついたり、気になる子はいるけれど「好き」という感情を認めたくなかったり…。
この中途半端な「小学5年生」という学年は、からだの変化だけでなく心の変化も著しい時期でもあると思う。
「大人」でも「子ども」でもない。
曖昧で不安定な階段を登りきった先には、どんな未来が待っているのだろう。
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- 感想投稿日 : 2022年7月28日
- 読了日 : 2022年7月28日
- 本棚登録日 : 2022年7月28日
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