高校一年生の時に読んだものをリバイバル第一弾で読み直してみた。
1981年の作品、椎名誠さんの初期作品でエッセイなどがスパーエッセイや昭和軽薄体などと言われた頃のものだ。
アウトドアなどの言葉が世間一般的ではない頃のキャンプ生活を昭和ののりで独特な描写で表現している。多分どれをとっても今ではNGなことばかりだ。
神島(三重県)、粟島(新潟県)、八丈島(東京都)が舞台だが、70年代後半の高度成長の熱い空気感、楽観的な雰囲気を思い出す。しかしかれこれ50年前…。すごい濃密な人間関係と行動力がまばゆいと感じる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ・読み物
- 感想投稿日 : 2021年10月11日
- 読了日 : 2021年9月6日
- 本棚登録日 : 2021年9月6日
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