冒頭からなぜかイラツキ気味の悟空。ついには盗賊たちを返り討ちにしてしまい破門に。旅に倦んでしまったのか、自分の進むべき道に迷う悟空。迷いはもう一人の自分を生み、二人の悟空が相争う。「なんとしても三蔵を釈迦に合わせたい」。師匠に対する自分の真の気持ちに気づいた時、悟空の迷いは消えた。最大の敵は己の心。そしてそれに打ち克つのもまた己の心。
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- 感想投稿日 : 2016年4月24日
- 読了日 : 2016年4月24日
- 本棚登録日 : 2016年4月24日
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