発火点 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年9月15日発売)
2.90
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本棚登録 : 714
感想 : 62
1

あまりにも酷い物語で最後まで読むのが苦痛だった。
結局何が言いたかったんだろう?親を殺された少年が事件を乗り越えて成長していく姿?
いや、主人公は最後までクズのまんまだった。
あまりにも自己中で自分は不幸な人間だからどれだけわがまま言っても許される。周りの人間はなんで俺の思い通りにならないんだ的な事やってて、寂しくなったら逆に追い回して勝手に大人になった気になっちゃって、父親が殺された理由も全く理解出来ないし、ただ読んでて胸くそが悪くなる作品でした。自分に取っては初めての作者さんだったけど多分次はないかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年2月27日
読了日 : 2018年2月27日
本棚登録日 : 2018年2月27日

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コメント 1件

ありんこゆういちさんのコメント
2018/03/04

分かります!この本は無いなと僕も思いました。しかしながらこの作者の「奪取」は青春を感じる読んで後悔しない傑作なので、これに懲りずにチャレンジして頂きたいです。僕の中でもハズレも多い作家さんなのですが。。。

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