書評家の杉江松恋氏が今年絶対に読んでおくべき「ミステリー」と絶賛していたので拝読。読み終わるとミステリーだったという仕掛けが施されているものの、残念ながら予想通りの結末ですし、「新潟市一家溶解事件」の関連や茅原恭仁の研究の真意など明確にされていないため消化不良。あくまでも得体の知れない恐怖を主題として描かれているのでその雰囲気を楽しむ作品だと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年11月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年11月6日
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