本当の「頭のよさ」ってなんだろう?: 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方

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  • 誠文堂新光社 (2019年6月5日発売)
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本当の頭の良さとは何か。
①社会的適応性(社会の中で、いかによく生きるか)の高さ。
②それは本質を捉える判断力、誠意・思いやりを持った行動、行動力、で作られる。
③判断力には先を見る力が必要。そのために勉強して、自分の中に「多様性の森」を育てる。
④「にもかかわらず上機嫌」気分の揺れを、人に見せるな。(本当に頭のいい人は、不機嫌を撒き散らさない)
⑤つらいときはやり過ごすことも必要。時が流れれば状況は変わる。
⑥他の生き方を柔軟に考えられるのが頭の良さ。
⑦切り替え力。

◇子育てで意識したいこと
・好きなこと、やりたいことはなるべくやらせてあげたい。熱中できるものを早いうちに作らせてあげたい。なるべく本人に決断させる。そのための情報提供をすることと、本人が決めたことの背中を押す子育てがしたい。見守る子育て。
・「勉強しなさい」って言わなくてもいいように、まずは自分が勉強するところを背中で見せる。「英語できる人」のイメージに自分がなることと、「英語できるのいいことだな」って思ってもらえるようにしたい。

◇生き方で大事にしたいこと
考え方の柔軟性を鍛える。広い視野・心の余裕。ポジティブにとらえる勇気。具体的な行動というより、自分の意識づけとか、考え方の癖に目を向けた方がいいかも

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年8月7日
読了日 : 2023年3月6日
本棚登録日 : 2023年2月27日

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