ハッピーエンド……なのかな?
帯に「最期」って書いてあるから主人公死ぬのかよ……!いつ死ぬんや……!って思いながら読んだ。六樽様許してくれなかったんか……うわぁ……ここで死ぬの?せっかく弓貴に帰ってきたのに??って思ってたら!!ちゃんと!!赦してもらったのね!!!心臓に悪い!!!!
トコシュヌコのことを全部ほっぽり出して自分は自分の好きな土地に帰って暮らしましたとさ!ってことでしょ。なんか、こう釈然としない感じはある。でも主人公は悩むし何とかしたいって思うし、罪悪感は感じてるしちゃんと弓貴で督としての日々を送れたのだからよしとすることにする。したい。しよう。
急展開すぎるよ!代王が七の姫で策略を巡らせてお父さん脅して結婚できたと思ったら革命に巻き込まれるとか、ジェットコースターに乗ってる気分だよ……予想出来なかったよ……
お父さんとソナンとの関係が、何と言うかこう、4巻通して複雑。親だから子どもを思うし愛してるし(一応)、息子としても父親を見捨てて殺して逃げることは出来なかった。ヨナルアさん大丈夫だったかなぁ?ソナンに振り回されっぱなしじゃん。
最後まで手に汗握る物語だった。グイグイ引き込まれて一気読みしてしまった。こんなに本にのめり込んだのは久しぶり。良い本を読んだ……この作者さんの他の本も読んでみようかしら。
解説の人の解説が上手い。まとめてくださってありがとうございます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月4日
- 読了日 : 2021年6月4日
- 本棚登録日 : 2021年6月4日
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