ノモンハン戦争: モンゴルと満洲国 (岩波新書 新赤版 1191)

著者 :
  • 岩波書店 (2009年6月19日発売)
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軍事衝突を描くのではなく、衝突が起こった背景を描くものだ。ソ連コミンテルン支配下のモンゴルと日本の傀儡・満州国に振り回されるモンゴルがどんな状況におかれていたのが分かる。決してモンゴルの独立を認めなかったスターリン。なのでモンゴルの人には満州が「隣の芝生」に見えたらしい。でもソ連についたモンゴルが独立し、満州国は消滅しちゃったわけだからモンゴルの選択は正しかったってことになるのかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年12月28日
読了日 : 2019年12月26日
本棚登録日 : 2019年12月28日

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