とにかく「善人=弱者である」というニーチェ哲学の根本にある思想を深掘りした一冊。
ニーチェ自身が自己に対する鬱屈した感情を抱いていたのではないか、という著者の考えには同意。
内容からして、読んでいて気持ちのよい本ではないので読む人を選ぶ本。しかし、こういった本でしか得られないものもありニーチェ好きな人こそ手にとってほしい気はする。
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- 感想投稿日 : 2022年3月20日
- 読了日 : 2021年7月2日
- 本棚登録日 : 2021年7月3日
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