小川 糸 著
小川糸さんの小説に関しては、ブクログの皆さんの本棚でも沢山、紹介されており、以前から気になって、読んでみたい著者であり、読みたい作品も色々ありました。
今回は、初めて小川糸さんの作品を読みましたが、実は、本当は、どうしても読みたいと思ってた作品が他にありました。
今回は、手に入った本作を何となく読み始めた感じでした(・・;)
私は、現在、手の調子が悪い事もあって、
もっぱら、文庫本をネットで購入しており、
(中古本が殆ど)文庫本になるのを、どうしても待てない時は、読みたい気持ちを優先して、単行本を読んでいますが…
文庫本の方が手の中でおさまりがよくて、
以前のように、どんどん新刊を読んでゆくのが出来なくなってきてしまってます。
ブクログの中で、次々と新しい本を紹介していただき…レビューを読んでるだけで、面白くて、それだけで満足していることすらあります(^_^;)
しかし、古書やら、まだ読んでない自分にとっての新刊は文庫本でも数多くあり、勿論、一生のうちに読める本はたかが知れていますが、ブクログ本棚には載せてない以前に読んだ本の紹介やら懐かしく、また読みたくなったり、いつまでも、なかなか進まない_| ̄|○現実…
積読本は増えるやら、本のリサイクルっていいなぁと思いつつ、自分でリサイクルとして出すことが、いつも面倒になり、
最近は読了した後の綺麗な状態のまま、本好きな人にあげて、喜ばれてる場合とリサイクルを押し付けてる場合もあります(^^;;
私の諸事情はさておき、図書館派の方、
次々、色々な本を読んでる方、本当にスゴイなぁって思いますし、流石に読みこなされているのか、レビューも素晴らしくて…ついつい引き込まれて、一冊の本を読むように読んでしまい、慌てて、自分の読書に戻ったりしています。
特に思い入れなかった本を短編だからと…
合間に読んでしまった本作
この小説には、3つの物語が収録されていました。
“恐竜の足跡を追いかけて”
“サークル オブ ライフ”
“おっぱいの森”
どの物語も、
主人公は心に傷を抱えている女性の物語。
恋も仕事も上手くいかず、ぼんやり悩んでいる女性の突然のモンゴル行き。
母との確執やトラウマを抱え続けてきた女性の元の地となった場所へ仕事依頼でのカナダ行き。
最愛の息子を亡くしてしまった女性が見つけた森。
彼女たちが新しい世界に飛び込み、自分と向き合い、何となく折り合いをつけながらも、
新しい一歩を踏み出していく様を描いた物語です
「自分に行き詰まったら、もっと広い世界に飛び出して、自分よりも上を見る」
第一話目のタイトルとは少しかけ離れている感じは否めない感覚と 初めてのモンゴルで
何だか、文句ばっかり言ってる女性のイメージとメインテーマになっているものと、上手く結びつかなくて、少し気分が苛々したけど…若さゆえの初めてのモンゴルじゃ、
結局…自分もこうなるか…って苦笑いσ^_^;
モンゴルの土地のことが知れて、情景が身に沁みて感じる部分は良かった。
第二話、
カナダの話はこれまた、少し安易な気もしたが、私もカナダは好き…だけど、ホント、広過ぎるんだよね、国の中で日付変更線あるくらいだから…。
それでも、何となく、ふんわりして、受け止めてくれる広さを感じて、
バンクーバーは生活しやすそうって思った。レビューになってないわね(笑)
ラストの、おっぱいの森は、短い物語なのに、職業柄も物語も意外な展開…
何これ?って思えるのに何故か…3つの物語りの中で一番ホロリきたかな?何故だろう?
次回は、どうしても読みたい?小川糸さんの小説
特に、「“ライオンのおやつ”」を読みたいなぁって思ってます。
なかなか、お気に入りの中古本ネット販売のお店?にないのよ、関係ないけど…(-。-;
また、ブク友さんの本棚で読みたい本
探しに参ります(^。^)
- 感想投稿日 : 2021年10月20日
- 読了日 : 2021年10月19日
- 本棚登録日 : 2021年10月19日
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