ブリキの太鼓 1 (集英社文庫)

  • 集英社 (1978年9月20日発売)
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本棚登録 : 399
感想 : 42
5

印象深いエピソードが次々とでてくる。それらがどう繋がっているのか、全体として何が伝わってくるのか、それはまだ謎である。

字が小さく、老眼にはつらい。
内容も癖が強い。

さて、主人公はなぜ小さいのか。
太鼓とは何か。言語の暗喩かと思ったが、より正確には「声」の暗喩、どうにもならない意志の暗喩ではないか、と今のところは感じる。

第一部の終わり方は、考えさせられる。それぞれの人生の重みと軽さを同時に示している。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本<文学>
感想投稿日 : 2021年7月19日
読了日 : 2021年7月19日
本棚登録日 : 2021年7月17日

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