「李陵」「山月記」「弟子」「名人伝」「悟浄出世」「悟浄歎異」
正義感あふれる李陵が敵国匈奴に捕まる。司馬遷は李陵を庇うが、武帝に逆ギレされて宮刑を受ける。
報われない自分の境涯に発狂し虎になる李徴。ノイローゼぎみの沙悟浄。
どの作品も不安や不快、やるせなさが漂うが、人間の愚かさや弱さを直視することで、人間の本質がジワジワ浮き上がってくる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
純文学
- 感想投稿日 : 2013年3月2日
- 読了日 : 2013年3月2日
- 本棚登録日 : 2013年3月2日
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