このページ数で、こんなに鮮やかに、動かし難い人生のターニングポイントを切り取ることができるのか。これがチェーホフか。
このシリーズ、ヨシタケシンスケ氏の絵もよいが、見返しの惹句がいつもぴったり。編集の人が選んでおられるのかな?
この巻の惹句も皮肉かと思うほど綺麗にハマる。
「この世は正しくて美しいものばかり」
華よ色よ、こえてゆけ…尊厳なきしぼむ現実を
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
こども
- 感想投稿日 : 2020年7月5日
- 読了日 : 2020年7月5日
- 本棚登録日 : 2020年7月5日
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