まあ、そこへお坐り

著者 :
  • 岩波書店 (2003年8月7日発売)
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本棚登録 : 18
感想 : 4
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 ①同い年: 年をとるに従って、いわく言い難い味わいをもってくる。共通の時代をすごしてきたという感慨。私の場合、それに団塊の世代というのがくっつきますw ②万能: 万能文化の代表格が「日本間」。「風呂敷」も「新聞紙」も。近年は少し元気がないようです。③スポーツの芸能化: スポーツの神髄は「真剣さ」。愛嬌もサービスも飾りも必要ない。同感です! ④銭湯:公衆道徳の学校だった。⑤退き際:美学か執念か。 1937年生まれ、山藤章二「まあ、そこへお座り」、2003.8発行。小気味よい辛口エッセイです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2021年12月21日
読了日 : 2021年12月21日
本棚登録日 : 2021年12月21日

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