犬派か猫派か、と聞かれたら猫派ですと即答できるくらい私は猫が好きです。だからこの本を気に入った!というのではなく、ペットへの愛、想い、というものをこれだけ的確に丁寧に、そして温かく描いている本は初めて読んだ、と思えたので、すごくステキな本だ!と感じたのです。
猫好きといいましたが飼ったことはなく、人様のの猫の写真や動画を眺めて萌えをのたまうくらいの外野の人間ですが、きっと一緒に暮らしたら感じるのだろうな、というイマジネーションがくっきりとあたたかさを感じる形で描けるようなエピソードばかりで、ああ、いいなあ、とひたすらうらやましく感じたのです。
いいなあ、そして、幸せだなあと。
飼う側、飼われる側、ともに。
そういう関係を築いてともに過ごせるものを得られることって、奇跡だと、思うのです。少しでも長くこの奇跡が続けばいいなあ、と思えたのでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年11月22日
- 読了日 : 2015年11月14日
- 本棚登録日 : 2015年11月22日
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