井上靖は本当に凄い。短編の鋭い切れ味に、恐れ入るしかない。
日本語の美しさ、その文字から伝わる日本の美しさ、そこに映し出されるあの時代の日本人の男女の孤独感。今も変わらぬ各人の自己中心的な悲哀が、井上靖によって際立つ。
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- 感想投稿日 : 2019年11月21日
- 読了日 : 2019年11月21日
- 本棚登録日 : 2019年11月18日
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