文庫 遺伝子の川 (草思社文庫 ド 1-1)

  • 草思社 (2014年4月2日発売)
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感想 : 11
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■『遺伝子の川』読了 ★3.5点
「利己的遺伝子」の概念を作ったことで有名な「リチャード・ドーキンス」の本。
「利己的遺伝子」を読もうかと思ったが、長すぎるので、もうチョイ薄い、こちらを選択。

ドーキンスのような説をとる科学者を「ネオダーウィニズム」と呼ばれるらしいが、要は、生物進化は、ダーウィン依頼の、「自然淘汰」と「突然変異」の2つですべて説明できるということ。
ダーウィン時代は、遺伝子について詳細がわからかったので、遺伝子という点から科学的に、ロジカルに進化論を説明するのが、ネオダーウィニズムらしい。

なお、「利己的遺伝子」はよく誤解されていると著者、役者が思っている。もちろん遺伝子自体が「利己的」なのではなく、「遺伝子を存続しやすい方向に自然淘汰」が働くということを、比喩的表現で述べたにすぎないこと。

どうでもよいけど、「寄生獣」に利己的遺伝子でてきたな~^^

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: [A3] サイエンス
感想投稿日 : 2017年6月10日
読了日 : 2017年6月10日
本棚登録日 : 2017年6月10日

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