大奥の座敷童子

著者 :
  • 講談社 (2015年3月18日発売)
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本棚登録 : 126
感想 : 26
4

幕末の大奥を舞台にした、幻想シリーズの1篇、という感じでしょうか。読後感が幻想シリーズでした。
メーテルリンク、かな。
座敷童子自体がそうなんだけど、棄老の話とか、その他、遠野物語感もあって、隅から隅まで、印象的でした。
時々出てくる、イチゴの名前を漢字表記で一期となっている個所、なるほどなあ、そうかあ、と感じ入りました。
ゆっくり、ほっこりしたいときに読みたい本。ゆっくりした気持ちで読めるのですが、読み終わるまではあっという間でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2016年4月11日
読了日 : 2016年4月5日
本棚登録日 : 2016年4月11日

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