直近で読んだ『リボン』にも震災の場面があったからか
何だか頭の中で内容がこんがらがってしまった。
でもR指定がかかる窪さんならではの場面等に差し掛かると(やっぱり窪作品だな~^^;)と思った。
親子関係、夫婦関係って近しくて最も愛しいはずなのに
実は遠い存在に感じたり複雑な感情が交錯している人達も多い。
そんな感情がとても細やかに描かれてありお見事!
共感する箇所が多くありつつも嫌な気分になることもあったが
ラストの明るい兆しにホッとした。
タッパーの食べ物が嫌いだという真菜の気持ちがとても痛々しくて切なかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
窪美澄
- 感想投稿日 : 2013年7月6日
- 読了日 : 2013年6月30日
- 本棚登録日 : 2013年7月2日
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