責任の物質化、無化という突飛な設定のSFだが、時代設定が現代(あるいはそう遠くない未来)なのですんなりと物語世界に入っていける。ある種のディストピアものといっていいだろう。終盤の意外な展開も面白かった。作者の作品は初めて読んだが、もっと早く読んでいればと後悔した。他の作品も読んでみたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エンターテイメント
- 感想投稿日 : 2022年12月26日
- 読了日 : 2022年12月16日
- 本棚登録日 : 2022年12月12日
みんなの感想をみる