シリーズ4巻目。
登鯉は自分の病状を意識し始めていた。
熱っぽく、咳と一緒に血がにじむ。
労咳と道庵に診断されて以来、自分の死を意識するようになった。
わたしは行けず後家になるのかぁ。
いつ死ぬかもわからないのに、男を本気で愛することに踏み切れない。
そんななか、鯉の刺青を背負った夜鷹が現れるという話を小耳にはさんだ国芳は家を飛び出した。
その女は、この刺青は昔、国芳が書いたものと言ったらしい。
国芳が隠している、登鯉の出生も明らかになる。
次巻、最終巻に続く。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年1月10日
- 読了日 : 2021年1月10日
- 本棚登録日 : 2021年1月10日
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