今回はつるばら村にある「青木家具店」がメインのお話。
出だしで、三日月屋の猫が青木家具店に行ってお願い事をするんだけれど、それに対して店主が、猫がお願いだって? て呆気にとられるんだけれど、でもこの猫ちゃん、三日月屋で店番もするくらいで、人間の言葉を喋ったり、人間社会の仕組みを理解したりしているのに、何で今さら呆気にとられるの?
動物たちがどこまで人間と喋ったり、人間がそれを驚かなかったりする世界観なのかが分かんない。
姿かたちが動物なだけで、後は人間と同じ、てことでいいの?
でも、そう思って読んでると、動物が喋ることに驚く人が出てきて、よく分かんなくなる。
あと、このシリーズは、ずっと三日月屋さんのお話で進むんだと思ったら、そうじゃないんですね。
メインが三日月屋さんで、ずっとずっとパンの話が読めると思ってたのに、これからはいろいろな店が、それぞれメインになっていくの。
それはそれでいいけど、でもパンが好きで読み始めたシリーズだから、がっかりする気持ちはどうしてもある。
それと、この巻からイラストレーター変わったんですね。
これはこれでかわいいけど、全然違う感じになったから、前の感じに慣れてると、やっぱちょっと違う…て気持ちになる。
最初からこれだったら、違和感ないんでしょうけどね。
大人の雰囲気から、小学校低学年向けの雰囲気になったという感じ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書・YA(日本)
- 感想投稿日 : 2016年11月25日
- 読了日 : 2016年11月25日
- 本棚登録日 : 2016年11月25日
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