猫の傀儡(くぐつ)

著者 :
  • 光文社 (2017年5月17日発売)
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本棚登録 : 394
感想 : 76
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 アンソロジー『江戸猫ばなし』に収録された『猫の傀儡』とその続編を収録した連作短編集。
 傀儡師の猫ミスジと、ミスジの傀儡にされた人間・阿次郎のお話。
 ミスジの前に傀儡師をしていて、行方不明中の順松のことが話の根底にあります。

 どのお話も阿次郎の勘が冴えているのか、ミスジの傀儡師としての才能がいいからなのか、見事に解決はしますが、切ない終わり方をするお話が多かったかな。




ネタバレかもですが…









 最後、阿次郎と春奴がくっ付くのかと思ったよー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(歴史・時代/捕物)
感想投稿日 : 2017年10月3日
読了日 : 2017年10月3日
本棚登録日 : 2017年10月3日

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