世界的大ヒット中華SFの第三部上巻。下巻と合わせの評価となるが、俺は第二部の方が好きなので星4つ。とはいえ別に第三部がつまらないわけではないし、ここまで来たら最後まで読んだ方がいいのではないか。第三部の方が評価が高いという話も聞くし。
第三部はまた主人公が変わり、程心という女性研究者になる。シリーズラストで女性主人公なので、実質ジョジョ6部。そのせいか、第二部の主人公だった羅輯がある種の神格化されていて笑える。ポケモン金銀に登場するレッドみたいな。
第二部できれいに終わらせておいて、抑止というのはそんな簡単な話ではない。こいつには、やると言ったらやる『スゴ味』があると思わせなくてはいけない。そうやって地球世界と三体世界の戦いを再開させ、羅輯の特別さをアピールする。この続編の作り方が一番凄いと読んでいて思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月13日
- 読了日 : 2021年7月8日
- 本棚登録日 : 2021年7月8日
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