高校事変 XII (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2022年3月23日発売)
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本棚登録 : 487
感想 : 55
4

12巻に亘ったこのシリーズもついに最終巻、架禱斗との最終決戦が。
架禱斗は緊急事態庁を足場に、内角を操り日本を意のままにする。絶体絶命の状況で、結衣は果たして・・・
武装勢力に覆われた現状に異を唱え、武蔵小杉高校事件以来の、結衣に味方する者たちが同窓会名目で「森本学園」に集まる。
森本学園を舞台に、手に汗握る攻防が続き、バッドエンドが頭をよぎるが・・・
最終巻は、著者のこれまでの作品の主人公たちの同窓会でもあった。
『探偵の探偵』の紗崎玲奈に、『千里眼』の岬美由紀。特に、岬が終盤重要な役割を果たす。
さらに、架禱斗の母親があの人物だったとは・・・
読み応えたっぷりの最終巻のはずだったが、さらに「JK」に「ⅩⅢ」の予告???

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: バイオレンス小説
感想投稿日 : 2022年4月19日
読了日 : 2022年4月18日
本棚登録日 : 2022年4月18日

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