其の一日 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年12月15日発売)
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本棚登録 : 58
感想 : 10
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解説で、短編の名手阿刀田高が、この連作短編の妙味を賛している。いずれも江戸期のある一日を描いた好短編。
読後の感想としては、歴史上悪評の高い荻原重秀の罷免を描いた「立つ鳥」、桜田門外の変を井伊直弼の妾の視点から描いた「釜中の魚」が、特に印象に残った。
同作者の「奸婦にあらず」(井伊直弼の妾・村山たかが主人公)も読みたくなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2013年4月4日
読了日 : 2013年4月4日
本棚登録日 : 2013年3月29日

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