悲嘆の門(中) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2017年11月29日発売)
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本棚登録 : 1878
感想 : 86
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第5の殺人が起き、主人公たちの犯人探しが続く。
一方、<始源の大鐘楼>!<言葉の生まれ出る領域(リージョン)>!<輪(サークル)>!などの言葉が行き交い、物語はますますファンタジーっぽくなってきた。
言の葉の精霊に使える戦士が現れ、主人公の青年も異能力を身に着ける。
この後、犯人捜しのミステリー部分と異世界のファンタジーは、どのように融合して終焉するのか。
「物語というものは、人間が<死>と対抗するために生み出したものなんだって」と、謎の少女は語る。この作品も、その物語のひとつなんだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2018年1月19日
読了日 : 2018年1月18日
本棚登録日 : 2018年1月19日

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