人たらしのブラック心理術 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房 (2008年9月10日発売)
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「人たらしのブラック心理術」
自分をネタにした笑いをもっと使えるようにならないといけない。ネタ帳もっとふくらましていこう。

「いい線だね」が魔法の言葉。かなり工程に近い表現だが若干の否定も含まれてる。そこがポイントでゴール間近でアルことを相手に分からせると相手は力を発揮できる。

僕が気をつけないといけない事やけど、「なぜ」を使いすぎない。これは純粋な「なぜ」であっても相手への否定に聞こえてしまうらしい。だから「決して反対してるわけではないんやけど」「悪くとらんといてほしいんやけど」などの枕詞を置くようにしよう。

軽口を叩ける(bantering冗談を言う)ようになるのは仲いい証拠。だから後輩であってもからかってもらえるのはいいこと。きんたとかくがとの関係はまさにこんな感じ。からかわれたときに面白く返せるかどうか。感情的にならずに、軽く相手にもからかい返すのがいいかも。

ベストは3分に一度小さい笑いでいいから取る。

誰でも褒めればいいて訳では無い!!これおもしろい。ただし上級者テクニック。
自己像がネガティブな人は否定的な発言を受けたときにより相手を好ましいと思う。(自己像がネガティブなのに褒めると「この人は自分のことなにもわかってない。」ってなるから)
これは初めて知ったので1回誰かに使ってみたい。本当なのかどうか確かめたい。ちなみに本書で書かれてた否定的発言は「お前あほやなぁ」「そんなんじゃ男にもてへんぞ」(ここらへんなら使うタイミングありそう)くらい。

人になにかお願いするときは’先に’謝礼する。やってくれたらあとでご飯奢るって人より先飯奢ってお願いするほうが受け手のやる気と頑張り度が違う。また事前謝礼は相手を信頼しているということも示せるので一石二鳥。

別れのタイミングは話が一番盛り上がってるとき。「ゼイガルニク効果」と呼ばれるもの。「ツァイガルニク効果」とは、終えてしまった事柄よりも、途中で挫折してしまったり中断してしまったりした事柄のほうがよく記憶に残る心理現象のこと。 相手の記憶に残らせることでまた話したいと思わせる。

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感想投稿日 : 2023年12月18日
本棚登録日 : 2023年12月18日

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