政と源 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2017年6月22日発売)
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本棚登録 : 1768
感想 : 139
3

主人公が70代の老人な小説は、読んだ記憶が無いなぁ。

短編1話目を読んだところは、IWGP系のトラブルシューティングばなしかと思いきや、そうではなく。

下町を舞台にした義理人情話かと思いきや、そうでもない。

かといって、中途半端なお涙頂戴ばなしでもない。

"源"の痛快奇天烈なキャラを存分に味わい、
"政"の悲哀を身近な人生の先輩たちや未来の自分に重ねては反面教師にしようと心に誓い、
"ラブバカップル"の恋に心を洗われる・・・

そんなおハナシ。

★3つ、7ポイント半。
2019.04.25.古。

※源の一途な恋に、少しぐっときた。

※不器用だけど真っ直ぐな撤兵の想いと、それを包み込むようなマミさんの愛情に、心温められた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青春・恋愛・人情
感想投稿日 : 2019年4月25日
読了日 : 2019年4月25日
本棚登録日 : 2019年4月25日

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